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ティグレってどんな焼菓子?名前の由来や歴史を徹底解説!

2024.01.18

お役立ち情報

こんにちは!
田園調布プチカヌレ専門店「COMME-PARIS(コム・パリ)」編集部です。

皆様はティグレという焼菓子をご存じでしょうか?日本ではまだ馴染みがない焼菓子の名前ですが、徐々にそのかわいらしい見た目と美味しさから人気が出ている焼菓子の一種です。
この記事では、ティグレの名前の由来や、歴史などを含め解説をしていきたいと思います。

 

ティグレとは?

ティグレは、フィナンシェやマドレーヌの生地にチョコレートを流し込んだ焼菓子になります。

フィナンシェは、卵の卵白のみを使用し、アーモンドパウダーを少し加えて、サクッと軽い食感に仕上げるのに対し、マドレーヌは全卵で作るため、食感はふんわりやわらかに仕上がりますが、その記事をベースにティグレはチョコレートを流し込んだ生地をベースに焼き上げるお菓子なのです。

焼き型も複数あり、

  • ドーナツ型
  • オーバル型
  • 長方形型
  • ハート型
  • 正方形型

等、様々な型があり、見た目も楽しめる焼菓子なのです。

ティグレは、フィナンシェとチョコのいいとこ取りのため、フランスでは非常に贅沢なお菓子とされています。

一般的なレシピとしては、アーモンドバウダーと小麦粉、卵白、砂糖、焦がしバターを混ぜ合わせた生地に、チョコチップを入れてリング型で焼き、真ん中にチョコレートクリームを入れるのが定番とされています。

 

ティグレの歴史について

ティグレはフランス発祥のお菓子で、アーモンドバウダー、小麦粉、卵白、砂糖、焦がしバターを混ぜ合わせた生地に、チョコチップを加え、サバラン型(ドーナツ型やリング型、正方形、長方形の型)で焼いて、真ん中にチョコレートクリームを注入した焼き菓子とされています。

チョコチップを含む生地は、独特の「まだら模様」を作り出し、これが「虎」を想起させるため、フランス語で「ティグレ(tigre)」と名づけられました。

フィナンシェは、19世紀末に当時パリ2区にあった証券取引所近くの菓子店が、金の延べ棒を模した型でアーモンド粉たっぷりの焼き菓子を売り出したのが最初とされており、現在のフィナンシェは高価になったアーモンドの風味を堪能するためのお菓子でしたが、当時アーモンド粉は小麦粉より安い代用品として使用され、ティグレはフィナンシェにチョコ風味を加えることでより贅沢な味わいを楽しめるため、「豪華版」として親しまれたと言われています。

 

洋菓子が一般的に出回ってから、様々な焼き型も登場し、お店によってチョコレートのみならず様々なティグレが登場しています♪

 

ティグレの美味しいレシピ

今回のレシピは、一般的なレシピかつ、COMME PARISらしいカヌレ型でのレシピのご案内になります。
カヌレ型が約高さ35×横90×奥行き90(mm)のサイズで8個分作れます★

 

■ティグレ生地

卵白 40g
粉砂糖 40g
はちみつ 5g
アーモンドプードル 20g
薄力粉 20g
無塩バター 40g
チョコチップ 15g

 

■仕上げ

チョコペン 適量
ピスタチオ(お好み) 適量
フリーズドライフルーツ(お好み) 適量

 

■下準備

  • 卵白は常温に戻しておく。
  • チョコチップを軽く刻み処理。
  • オーブンは200℃に予熱。
    ※温度設定はご使用のオーブンに合わせてご調整をお願い致します。

 

■ティグレの作り方

STEP1

まず、溶かしバターを作ります。
鍋に無塩バターを入れ中火にかけ、ゴムベラで混ぜながら、バターのかたまりがなくなるまで溶かす。火を消して、そのまま常温に置いておき冷ましておく。

 

STEP2(生地のベース作り)

  1. ボウルに卵白、粉糖、はちみつを入れホイッパーで混ぜる。
  2. アーモンドプードルを入れて混ぜ、さらに薄力粉をふるいながら加え混ぜる。
  3. 冷ましておいた焦がしバターを加え混ぜる。
  4. 軽く刻んだチョコチップを加え、ゴムベラに持ち替えて全体を丁寧によく混ぜる。

 

STEP3(形成)

  1. シリコンカヌレ型に薄く油かバターを塗り、生地を8等分に流し入れる。絞り袋などを使用すると◎。
  2. 200℃に予熱したオーブンで約15分ほど焼きます。焼成後は型に入れたまま冷ます。
    冷めたら型をひっくり返して外す。底になる部分がぷっくりと膨らんでいるので、ナイフで少し切り落としてください。
    ※温度設定はご使用のオーブンにあわせて調整をお願いします。
  3. 窪みの部分にチョコペンでチョコを流し入れ、お好みで刻んだピスタチオやフリーズドライストロベリーを散らして仕上げる。

 

ご自宅で出来るレシピは、いろいろアレンジができ、ご家族の方やちょっとしたパーティーでも喜ばれること間違いなしです。
是非皆さまもチャレンジしてみてくださいね^^

 

プチカヌレ専門店 COMME PARISからティグレの新ブランド「L’HIVER」が発売

 「パリのような」の意味であるCOMME PARISは「パリの古びた駄菓子屋のようなお店を出したい」という創業者の想いから立ち上がりました。それはプチサイズのお菓子が並び、子供達がお小遣いで買えるような量り売りのお店です。

今回、「フランスの伝統菓子、ティグレをプチ菓子でお届けしたい」そんな想いからL’HIVER(リヴェール)の物語が始まりました。フランスの伝統菓子にも色々な種類がある中でティグレを選んだ理由、それはパティシエが作る特別なくちどけの焼菓子をお届けしたいから。

従来ティグレを扱うお店が少なく、あってもひとつ食べたら充分な仕立て。「フランスの焼菓子をもっと好きになってもらいたい」そう思い、たくさん食べたくなるこだわりを詰め込んだ小さなティグレを作りました。

 

 「L'HIVER(リヴェール」はフランス語で冬を意味します。
ひとくちで体験できるじゅわっと溶け合う食感を追求したところ、余計なものを加えず素材が活きる季節の“冬”だからこそ出会えるお菓子となりました。「冬に出会える、冬だから出会える」そんなプチティグレをお届けしています。

 

COMME PARISが提案するティグレ「L'HIVER(リヴェール」の特徴

L'HIVERのティグレの美味しさの秘訣は生地にあります。
この生地は「フリアン」と言い、フランス語で美味しいものを意味します。レシピはフィナンシェと似ていますが、一般的にはフィナンシェが「焦がしバター」を使うのに対し、フリアンは「溶かしバター」を使います。また、フリアンの方がアーモンドの香りが強いことも特徴です。

L'HIVERのフリアンは、北海道無塩バターをじっくり溶かしてきび糖など厳選した原材料とブレンドしています。バターを焦がさないことで、チョコレートとアーモンドの香りを立たせ、バター本来のミルキーな風味をきび糖の甘みとともに優しく出します。

ひとくちサイズの小さなティグレだからこそ、それぞれの原材料の配合比率や焼成時間が重要で、レシピの微調整に試行錯誤しました。

 

 

素材について

全4種類のガナッシュは、それぞれ厳選した原材料を使用しています。

①チョコレート

フランス産オーガニックチョコレート2種を使用。
カカオ分50%と80%のチョコレートを絶妙な割合でブレンドすることで、カカオの力強い味わいと華やかな香りを感じられます。

キャラメル
フランス産ホワイトチョコレートを使用。ほろ苦いキャラメルパウダーとバニラ、フレッシュクリームをブレンドすることで、香ばしさとまろやかな味わいを楽しめます。

③いちご

砂糖不使用のアガベチョコレートを使用。フルーツ・クーベルチュールのフレーズとラズベリーの2種をブレンドすることで、奥行きのある甘酸っぱさを味わえる。

④抹茶
フランス産ホワイトチョコレートと砂糖不使用のアガベチョコレートを使用。
西尾抹茶使用のチョコレートと静岡県産有機抹茶をブレンドすることで、深みのある大人な味わいを楽しめる。

小さなプチティグレだからこその「一体感のあるくちどけ」を追求しています。
一般的なティグレは、ガナッシュを表面に乗せているが、L'HIVERのティグレはガナッシュを底まで絞りいれることでフリアン生地と調和する仕立てにしています。

チョコレートだけでは物足りない、いつもの焼菓子には飽きた、そんな方にチョコレートと焼菓子のいいとこどりをしたティグレをご賞味いただけるはずです。
チョコレートでも焼菓子でも体験できないくちどけに、きっと夢中になっていただけます。

また、パッケージや中身の美しさに加え、小さなサイズ感だからこそ人目を気にせず食べられ、食べる姿も美しいこともこだわりです。トータルシーンに美しさをお求めの方にもぴったりです。

 

「冬に出会える、冬だからこそ出会える」をコンセプトにしたL'HIVER。
毎年冬になったら思い出して待ち遠しくなり、再び出会えた時に特別なシーンで特別なくちどけを楽しんでいただけるティグレ。

一度口に運ぶと、気づいたら何粒も食べているL'HIVERのプチティグレ。

冬にしか出会えないからこそ、その冬に何度も、また来年も、と繰り返し愛されるお菓子をお届けしていきます。

 

COMME PARISが提供するL'HIVER(リヴェール)は、冬限定ブランドとして、今後、催事や店舗、ECサイトでも展開予定をしております。
最新情報は、COMME PARISの公式SNSやHPのお知らせをご覧くださいませ。

 

■ショップ情報

ショップ名:⽥園調布プチカヌレ専⾨店COMME PARIS(コムパリ)
所在地:東京都⼤⽥区⽥園調布1-24-19
電話番号:03-6715-6047
営業時間:11:00〜16:00

Instagram:https://www.instagram.com/commeparis/
公式HP:https://comme-paris.com/
ONLINE SHOP:https://commeparis.stores.jp/
公式LINE:https://lin.ee/5HkrE1J
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/CommeParis5558